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戦争に反対する市民の会

戦争に反対する市民の会

宗像市議選

  私たちは来る10月24日の宗像市議選に向け、候補者の方々へ次のような公開質問を行ないました。

  秋たけなわの昨今、候補者の皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 さて私どもは、昨年3月20日に米英軍がイラクへ武力侵攻した際に地元宗像の地で戦争反対の声を上げなければならぬと思い、学生、社会人を中心にささやかではありますが反戦活動をしておるものです。宗像市議会議員選挙が間近に迫った現在みなさまは選挙戦でお忙しいこととは存じますが、以下の質問にお答え願えないでしょうか。私どもも有権者として少しでも候補者の方々のお考えを知りたいと思い、失礼とは思いましたがこのようなことをさせていただきます。
 なお、この返事の結果は街頭ビラ、新聞チラシ、HPなどで市民へ報告させていただく予定です。何卒よろしくお願いいたします。
 
候補者の方々への質問
1. 2003年3月20日にアメリカ・イギリス軍はイラクへ武力侵攻しました。以来、イラクではファルージャの虐殺をはじめ多くの非戦闘員も含めた人々が殺されています。アメリカ合州国の武力侵攻の唯一の根拠となった「大量破壊兵器」はいまや「存在しな かった」ことが明白となっております。しかしながら小泉首相はイラク戦争の正当性を いまだに主張しています。一方、宗像市議会では昨年、イラク攻撃反対意見書を出して おられます。これらのことを踏まえた上であなたのイラク戦争に対するお考えをお書きください。
2. 前項とも関連しますが、現日本国憲法、とりわけ戦争放棄をうたった第九条は日本が再び戦禍を被らない、あるいは日本が侵略国として、戦争当事国として機能しないことを誓った誇るべき条文であると考えます。しかし昨今、国連の安全保障理事会常任理事国に任ぜられるため、あるいは国際貢献のために「血を流す」ことも必要だなどと いう論点もあり、憲法を、とりわけ第九条を「改正」しようという動きが見られます。これらのことを踏まえた上で、あなたの憲法問題に関するお考えをお書きください。
3. 2003年3月の中央教育審議会の答申で、教育基本法の「改正」という方向が打ち出されました。この教育基本法「改正」論の全体像は、国際競争に勝ち抜く「強い日本」の実現、そのために強い「愛国心」を育て、国家に奉仕する人間の育成を主眼においていると思われます。そしてその方向では、有事の時には国家に協力できる人づくりでもあるといわざるを得ません。また、1999年に成立した「国旗国歌法」により、思想信条の自由・信教の自由を無視して教育の場でも日の丸・君が代が強制されるようになりました。これらのことを踏まえた上で、あなたの教育基本法「改正」問題についてのお考えをお書きください。

悪文・拙文であることはご容赦いただき、これらの拙い質問に何卒、真摯にお答えいただくよう、よろしくお願いいたします。
                   戦争に反対する市民の会


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